ハイブライト – メタルソー|エムアールティ株式会社

ハイブライト

雰囲気焼入れ炉(ハイブライト)による熱処理

ハイブライトは薄物、小物の熱処理に最適です。
ハイブライトでしかできない完全なプレスクエンチ(焼入れ・急冷プレス)で歪を最小限に抑えます。

ハイブライトの特徴

  1. 搬送台+パージ室、加熱室、冷却室、パージ室+抽出台の4室構造の全自動スルータイプですので連続した焼入れ処理ができます。
  2. 冷却時間を調整することで、製品を熱いうちに取り出し完全な急冷プレスが可能で歪を最小限におさえます。(真空炉では取り出し時間が長く、薄物、小物では不可能です)
  3. 真空炉は輻射熱のみで加熱しますがハイブライトは輻射熱+対流熱で加熱しますので製品同士の干渉(カゲ)による温度ムラが生じません。

全自動型雰囲気焼戻し炉で納期の短縮

  1. 搬送台+冷却室、加熱室、冷却室+抽出台の3室構造の全自動スルータイプです。
  2. 製品をバスケットにセットしサイクル開始ボタンを押すと、自動的に焼戻しを2回繰り返し行ないます。最大3個のバスケットの挿入ができ、焼入れした製品は、翌朝自動的に抽出台に送られ、焼戻し工程時間を大幅に短縮します。

加熱サイクル

処理可能品

打抜工具、切削工具、成形ロール、剪断刃物、精密金型、その他精密機械部品各種

加工鋼種

SKH材、SKD材、SUS材

処理可能寸法

バスケットの寸法W300×L600×H350にセット可能な加工品

 板物(丸刃、各種プレート等)最大径 Φ250mm 最少厚み 0.5mm
 棒物(小径ドリル、各種ピン、アーバー等)最大長 250mm

設備一覧

設備名使用温度有効寸法台数
雰囲気焼入れ炉(ハイブライト)1000℃~1250℃W450×L600×H3751基
雰囲気焼鈍炉(バッチ型)500℃~850℃φ500×D5001基
雰囲気焼戻し炉(全自動型)500℃~600℃W450×L600×H3751基
   〃   (バッチ型)500℃~650℃φ500×D5002基
   〃   (バッチ型)150℃~600℃W300×L400×H3001基
   〃   (バッチ型)100℃~400℃W300×L400×H3001基